9月第3節は、第21回日本財団会長杯と銘打つ4日間の短期決戦。いつも以上に1走の重みがあり、ベスト6強争いは激戦が予想される。前節同様に男女混合戦ということもあって、女子選手の活躍にも期待が集まる。
そんな中、シリーズの主役を担いそうなのは中島孝平。当地は過去に周年で完全Vを決めるなど相性は上々。今年は5月にオールスターでSGV2を達成と近況も充実した走りを披露。持ち前の速攻力を武器に縦横無尽に立ち回る。
中島同様にびわこ周年から転戦の興津藍もV候補の一角を担う存在。前回こそエンジン出しに苦労したが、近況のリズムは上々。短期戦ということもあり、調整にも力が入るところ。
松本晶恵、藤生雄人の地元勢も気合は十分。お盆開催では強豪勢を従えて圧巻のVを飾ったのが松本。今回も地元の声援に応えるべく、初戦から気持ちのこもった走りに注目が集まりそう。藤生も地元のアドバンテージを生かしたい。
吉川昭男、村越篤、永井源、古場輝義、高橋正男らのA1勢もV戦線を盛り上げる存在。内寄り主体のレースで見せ場を作る吉川、侵入から妥協せずに当地Vを狙う。