12月第1節は、第21回東京スポーツ杯・ヘビー級王決定戦と銘打つ5日間のミドルシリーズ。今節のあっせん条件は、平成30年7月度1か月の前検日の平均体重54kg以上の選手(全場対象)となっており、いつもと違う重量級の対決は必見。
メンバー的にも拮抗しており混戦ムード漂うが、岩崎正哉に注目したい。今年は当地3度目と遠征組では走る機会が多く、1月にはVも飾っており相性は上々の水面。前回のマスターズでも好仕上がりを誇っていただけに、来年のクラシックを見据え、今年V5を目指す。
岡村仁、山地正樹、中村有裕、桐本康臣、矢後剛、古川誠之、原豊土らのA級勢も虎視眈々。前回はエンジン出しに苦労した岡村だが、スピード溢れる運びは魅力。記念戦線では苦戦も目立つが、一般戦なら話は別。近況の勢いなら山地も互角以上。前回は未勝利ながら準Vと当地巧者の一人、内寄りから冷静な立ち回りでシリーズの主役も十分。当地はSGメモリアルを制した思い出の地でもあるのが中村。リズム修正へ気合新たに臨む。
藤生雄人、大澤晋司、土屋太朗らの地元勢も好気合。3連続優出中で地元連戦の大澤のアドバンテージは大きそう。