6月第1節は、MBP津幡開設6周年記念と銘打つ6日間のロングラン開催。少数ながら女子も交えた男女混合戦。マスターズ世代から勢いのある若手まで多彩な顔ぶれが集結し、覇権争いは激戦が予想される。
そんな中、今勢いのある佐賀勢の一人でもある上野真之介に注目。先のSGオールスターでは優出こそ逸したが、予選で3勝と躍進ぶりを実証。当地は一昨年の雷神杯以来となるが、V経験もあり水面相性は上々。スピードを生かした走りで今年初Vを目指す。
一瀬明、杉山裕也、都築正治、飯山泰、黒崎竜也、荻野裕介らのA1勢も地力は互角以上。特に一瀬は抜群の水面相性を誇り、調整にも力が入る。堅実なレースで当地V4が目標。当地は2節連続で途中帰郷となっている杉山はリベンジを兼ねての参戦。近況の流れもよくないだけにペースアップへ全力。派手さはないが、都築もさばきには定評。展開を逃さずに上位着を並べるか。一発力のある飯山、黒崎の81期コンビも魅力は十分。
地元からは金子賢志が遠征勢を迎え撃つ。ここ最近は消化不良気味だが、自覚の走りで3年4か月ぶりの地元Vへ闘志を燃やすか。