9月第2節は、第15回日本トーター杯と銘打つ4日間のショートシリーズ。得点優出制を採用しており、6強争いはいつも以上に熾烈を極めそう。
そんな中、V戦線を牽引しそうなのは羽野直也、前田将太の福岡コンビ。大村メモリアルからの転戦となるのが羽野。記念戦線では予選敗退が目立つが、一般戦となれば話は別。これまで関東地区でのV経験がないだけに今回は初戦から気合の入った走りで主役を狙う。前田も今年V3と調子は上々。羽野同様に当地初Vを目指しての参戦、前回は機力出しに苦労した印象だが、短期決戦ということもあり、勢いに乗りたいところ。
上平真二、矢後剛、一宮稔弘、廣瀬将亨、内堀学らのA1勢も虎視眈々。当地は10優出V1と好相性を誇るのが上平。レース運びの巧さには定評があり、随所に見せ場作る。
地元からはA1柴田光が遠征勢を迎え撃つ。地元Vからは19年近く遠ざかっており、アドバンテージを生かして調整にも力が入る。
今節は混合戦で女子にも注目。筆頭格は日高逸子。尼崎、多摩川と女子戦を連続優出中と流れは上々。昨年10月の福岡以来のVへ軽量駆けで熱戦に花を添える。