9月第3節は、第54回東京中日スポーツ杯と銘打つ5日間開催。A1級7名を中心に覇権争いは見応えがありそう。
そんな中、V候補に推したいのは中野次郎。今期は早々にFを切ってからはリズムに乗れていない印象だが、ペースアップに懸命。3月は優勝戦のみ中止となるハプニングがあったが、今シリーズは前回の分のうっ憤を晴らす走りに期待が集まる。
池永太、川上剛、宇佐見淳、正木聖賢、小池修平らのA1勢も互角以上。池永は3年ぶりと久々の水面だが、前回はVを飾っており不安はなさそう川上はここ最近の当地では勝ち切れぬレースが目立っており、V2を目標に調整にも力が入りそう。今期はB1から一気に初A1となったのが小池。5月の琵琶湖周年ではGⅠデビュー戦で堂々の予選突破を果たすなど躍進ぶりをアピールした格好。前回は途中帰郷となっただけに今回はリベンジを兼ねての参戦となりそう。
後藤翔之、高橋英之、桑原将光、荻野裕介、谷津幸宏らの関東A2級勢も巧者ぶりを発揮すると侮れない存在になりそう。後藤の現況は6点台半ばと復調ペース。約2年半ぶりの水面もスピード生かして大暴れも十分。