3月第1節は、第32回日本MB選手会会長杯と銘打つ5日間のミドルシリーズ。艇界最年長の高塚清一を筆頭に若手まで多彩な顔ぶれが集結し、覇権争いは激戦が予想される。
そんな中、V候補に推したいのは長田頼宗。2節前には追配参戦したばかりでアドバンテージも大きい。優勝戦こそ進出したが、エンジン出しには苦戦を強いられた。今回はそのリベンジを兼ねて初戦から軽快な走りでシリーズを牽引するか。
金子拓矢、藤生雄人、野村誠の地元A級トリオも好気合。昨年暮れの平和島を快勝後は優出を外していないのが金子。今調度は群を抜いてをり、地元の牙城を守るべく、気迫の走りに注目が集まる。近況のリズムは決していいとは言えない状況の藤生だが、地元水面で復活の狼煙を上げたいところ。野村も調整に力が入る。
小坂尚哉、岡祐臣、荒川健太、佐藤博亮、濱崎直矢らのA1勢もVへ虎視眈々。小坂は前回準優勝の活躍。地区選では消化不良気味も一般戦なら決め手多彩にピンラッシュも十分。岡、荒川の三重両者も走る機会は多い印象。コース問わない自在戦で見せ場を作る。佐藤もペースアップを狙う。