8月第1節は、第4回赤城カントリー倶楽部杯と銘打つ6日間開催。マスターズ世代から勢いのある若手まで多彩なメンバー構成とあって、覇権争いは激戦ムードが漂う。
　そんな中、V戦線を牽引しそうなのは実力者・松井繁。これまでG1、SGでのみの参戦だったが、一般戦は今回が初。今年はまだＶがない状況ではあるが、記念戦線で培われたテクを存分に発揮してシリーズリーダーを目指す。
　坪井康晴、須藤博倫、中野次郎、飯山泰、永田秀二、大池佑来、石塚久也、梶野学志、松田大志郎らのA1勢も水面巧者が揃い、虎視眈々。今年は住之江周年を含め、V4と安定した走りを披露している坪井。3年前には一般戦ながら当地初Vを飾っており、今回も調整に力が入る。9月の雷神杯も参戦予定なだけに、いい流れで行きたいところ。関東勢も入る機会の多い水面でもあり、活躍に期待が集まる。大池は昨年の今大会で自身初となる10連勝の完全Vを達成。調整次第では今回もピンラッシュは一考。
　地元からは金児隆太、中村聡志の2名が参戦。今年4度目の地元戦となる金児、遠征組が強豪揃いでどう迎え撃つか注目だが、気合の走りに期待。