12月第1節は、第33回日本モーターボート選手会会長杯と銘打つ6日間のロングラン開催。当地巧者が揃った印象で覇権争いは激戦が予想される。
そんな中、期待を集めそうなのは地元筆頭格の秋山直之。前回の周年では予選敗退となったが、一般戦となれば話は別。今年はまだ地元戦でのVがない状況なだけに、持ち前のターンスピードを武器に主役を目指す。
水面相性は地元選手以上なのが長田頼宗。現在5連続優出中で連続V中と抜群の強さを誇る。今回は3連続Vを視野に入れ、調整にも力が入るところ。
中野次郎、渡邊雄一郎、本多宏和、小山勉、平見真彦らのA1勢も虎視眈々。中野、本多は今年V5と各地安定した走りを披露。SGボートレースクラシックへ向け、一つでもVを上乗せしたい位置。渡邊は前回思うような仕上がりにはならず準優突破は断念。今回はリベンジを兼ね、気合の入った走りで6強入りを目指す。
上村純一、大澤普司、野村誠らの地元A級勢も気合の入るシリーズになりそう。中でも野村は10月から地元連続優出中(③、③着)とVへ今一歩。走る機会も多く、今回こそV獲りへ照準を合わす。