新春第2弾として行われるのは、第28回桐生タイムス杯と銘打つ6日間のロングランシリーズ。熱戦が繰り広げられた正月開催もひと段落し、各地から巧者が集結し、激しい覇権争いが展開さそうだ。
　そんな中、注目したいのはSGグランプリV3の実績を誇る田中信一郎。昨年はF2もあり、本調子を欠いたようにも思えるが、今年は完全復活へ気合の入る一年になりそう。当地は記念戦での参戦が多いが、一般戦ではV3実績と好相性水面。過去には完全Vの実績もあり、華麗なターンで白星を量産するか期待が集まる。
　当地は過去にルーキー戦、イースタンヤングでV経験あるのが木下翔太。実績のある水面で田中とともに「大阪2強」を形成したいところ。
　佐々木康幸、中田竜太、前沢丈史、小林泰、山本英志らも調整次第ではシリーズを牽引する力量は十分。正月開催では優出逸したものの昨年暮れからは優出ラッシュなのが佐々木、持ち前のスタート力を生かして随所に見せ場を作るか。中田を筆頭とした関東軍団も虎視眈々。昨年の周年では予選突破を果たした中田、コース不問も自在戦に期待したい。