6月第2節は、第56回東京中日スポーツ杯と銘打つ4日間のショートシリーズ。得点優出制ということもあり、6強入りを懸けたバトルはいつも以上に激戦が予想される。
そんな中、V戦線を牽引しそうなのは、4月の蒲郡周年でG1ウィナーの仲間入りを果たした渡邉和将。あまり走る機会は多くない水面だが、直近は3連続優出中と相性は抜群。今回は当地初Vを視野に豪快なハンドルでシリーズを牽引しよう。
河村了、本多宏和、安達裕樹、馬場剛、吉村誠、明石正之らのA1勢も勢いに乗ると突っ走っても不思議ではない存在。河村も当地V実績はないものの、現在連続準V中と巧者ぶりを発揮。渡邉同様に初Vを目標に調整にも力が入る。前回3月のV戦が中止となったのが安達。好仕上がりを誇っていただけに無念だったが、リベンジを兼ね気合のシリーズになりそう。今年はG1デビューを果たした吉村もエンジン出しには定評。前回は帰郷となっており、躍進ぶりをアピールしたいところ。
金子賢志を筆頭に地元勢も気合は十分。久々の地元Vを狙う金子、持ち前の速攻力を武器に見せ場を作るか。
西村美智子、清埜翔子らの女子の活躍にも注目。