5月第2節は、第28回東京スポーツ杯と銘打つ4日間のショートシリーズ。最近では珍しくなった短期決戦ということもあり、いつも以上に一走が重みを増す戦いになりそうだ。
A1勢が8名参戦し、比較的巧者が揃った印象だが、注目したいのは当地連続Vを目指す豊田健士郎。昨年は一般戦ながらV9を飾り、SGボートレースクラシック出場を果たした。結果的には消化不良気味ではあったが、期変わり2節目ということもあり、ペースア
ップへ気合も十分。
中田竜太、宮之原輝紀、杉山貴博の関東勢もV戦線を牽引する力量は十分。中田は昨年の雷神杯での優出実績が光る。近況のリズムも悪くないだけに、スロー、ダッシュ問わぬ自在戦で主役を目論む。宮之原も勢いに乗ると怖い存在。前回の雷神杯では無念の途中帰郷となっており、今回は活躍に期待が集まる。杉山も当地は連続優出中と相性は良好。調整次第では白星量産も一考。
柳沢一、大上卓人、東本勝利、高橋竜矢らも虎視眈々。当地はまだV実績のない柳沢だが、これまで9優出と水面相性はまずまず。巧みなハンドルで随所に見せ場を作る。広島勢も調整に全力だ。