12月第2弾は、第22回日本財団会長杯と銘打つ4日間のショートシリーズ。得点優出制とあっていつも以上に主役争いも熾烈を極めそうだ。記念常連組こそ不在だが、地力接近するメンバー構成とあって、星の潰し合いは見応えがありそう。
そんな中、V戦線を牽引しそうなのは重野哲之。今年は3度目の当地参戦とあって、水面相性も上々。ここ最近は一般戦がメインだが、コンスタントにV3とリズムも悪くない。持ち前の速攻力を存分に発揮し、短期決戦を突っ走るか。
中辻博訓、石田政吾の北陸両者も地力は互角以上。重野同様に中辻も今年はV3と安定した活躍。当地実績も十分あり、勢いに乗ると怖い存在。記念での活躍なら石田が一枚上。2年ぶりの参戦だが、自在冷静なハンドルワークで白星量産も。
赤坂俊輔、川上剛、佐藤大介、吉川喜継らのA1勢も虎視眈々。赤坂、川上の九州コンビも力量は十分。近況好リズムの赤坂は当地V2を目指す。川上は前回、消化不良で終わっただけにリベンジへ気合も入る。派手さはないが、堅実な走りに定評ある佐藤も調整次第では自在に決め手発揮か。
なお、今シリーズで現モーターは使い納め。