1月第4節は、第14回埼玉新聞社杯と銘打つ4日間のショートシリーズ。得点優出制の短期決戦とあって、いつも以上に1走の重みがありそう。
そんな中、V戦線を牽引しそうなのは稲田浩二、金子龍介、山本隆幸の兵庫勢。特に近況の好調ぶりが際立っているのが稲田、今年は早々にV2と各地で強さを発揮。昨年は戸田周年で悲願のG1制覇を達成。当地は昨年のチャレンジカップで未勝利ながら予選突破の実績。近況の勢いそのままに短期戦を突っ走る可能性も大。金子は少々久々の水面ながら前走地の多摩川を快勝。調整力を駆使して自在に立ち回るか。山本もV経験のない水面だが、機歴以上に走るタイプ。稲田、金子と兵庫3強を形成するか。
川北浩貴、飯島昌弘も当地巧者。連覇を狙っての参戦となる川北は前走地でのFが気掛かりだが、コースを問わない走りで1着を並べるシーンも。走る機会の多い飯島も冷静なハンドル捌きで見せ場を作る。
地元の期待を背負うのがトップルーキーの関浩哉。群馬ダービーでは初戦でFに散ったが、今回はリベンジを兼ね、初戦から持ち前の全速ターンで地元初Vへ期待が高まる。