3月第1節は、第31回日本モーターボート選手会会長杯3支部ガチ対決シリーズと銘打つ6日間のロングランシリーズ。東京、群馬、三重の3支部による覇権争いで見応えは十分ありそう。
まずは層が厚い東京支部。シリーズの中でも注目を集めそうなのは濱野谷憲吾。昨年の当地チャレンジカップでは繰り上がりでの出場ながらV戦3着と見せ場。元々相性のいい水面でもあり、初戦から持ち味を発揮しよう。中野次郎、角谷健吾、杉山貴博らも実績ある水面で気合も十分。
三重支部では新田雄史が中心か。前回は準Vと今一歩だっただけに、今回は当地初Vを視野に初戦から飛ばすか。地区戦でのFは手痛いが、巧みなターンで主役を目指す。松尾拓、春園功太、荒川健太らも随所に見せ場をつくるか。
椎名豊、藤生雄人、橋本久和、鳥居塚孝博らの地元勢も好気合。地区戦での健闘が光る椎名、群馬ダービーでは準優突破ならなかったが、今回は久々の地元Vを目論む。藤生は休み明け2節目だが、エンジン出しには定評。鳥居塚は地元戦直近3節は準優敗退が続いており、今シリーズはベスト6強入りへ調整にも力が入るところ。