5月第1節は、毎年恒例のGWシリーズの第47回上毛新聞社杯。地元群馬支部を中心に埼玉支部も少数精鋭ながら参戦し見応えのありそうな6日間になりそう。なお、今節より新人の大澤風葵がデビュー戦を迎える。思い切った走りにも注目。
　今年は残念ながら無観客での開催となるが、地元スター選手が勢揃い。V最有力候補と思われるのは昨年のGP戦士・毒島誠。先の多摩川周年を制しての地元入りとリズムは最高潮。意外にも今大会は縁がなく、10年ぶり2度目のVへ縦横無尽に立ち回るか。
　江口晃生、山崎智也、久田敏之、金子拓矢、土屋智則、椎名豊、鳥居塚孝博らも虎視眈々。マスターズから転戦の江口は現在地元戦4連続優出中（V2、準V2）と抜群の強さを誇っており、今回も調整に気合が入る。今年は各地で途中帰郷も目につく山崎は地元戦でリズム修正を図る。前年覇者でもあるだけに気合を入れ直す。直近の記念戦線での活躍が光る久田、2年近く地元Vから遠ざかっており、多彩な戦法で見せ場を作る。椎名も直前の蒲郡周年で優出と流れは上々。持ち前のスピード戦を駆使し地元V3を狙う。鳥居塚も調整力には定評あり侮れない。