12月第2節は、第25回日本財団会長杯と銘打つ6日間のロングラン開催。現行モーター使い納めシリーズとあって、抽選運も大事になりそう。
今節は、水面巧者が多く、覇権争いは見応えがありそう。そんな中、V戦線を牽引しそうなのは渡邉和将。今年は蒲郡周年を含むV4実績と安定した走りを各地で披露。当地は目下、4連続優出中と抜群の相性を誇っている。いち早く調整を合わせて、縦横無尽にシリーズを盛り上げるか。
近況の勢いなら齊藤仁も負けてはいない。水面実績も十分あり、当地V5へ全力を注ぐ。コース不問の冷静駆けで主役を目指す。
佐々木康幸、青木玄太、上田龍星、藤山翔大、小野達哉、川北浩貴、作間章、吉川喜継らのA1勢も虎視眈々。早々にF身となってしまった佐々木ではあるが、持ち前のスタート力は健在。速攻力を存分に生かして白星を量産するか注目。上田、藤山、小野の大阪トリオも勢いに乗ると怖い存在。上田は今回で3度目の参戦だが、相性は良好。調整次第では3強形成も。
地元の期待を背負う金子拓矢にも注目が集まる。ここ最近は地元優出から遠ざかっており、気持ち新たに初戦から気合入る。