新年度第1節は、第16回ドラキリュウカップ・ルーキーシリーズ第7戦スカパーJLC杯。出場資格でもある登録6年未満の若手レーサーによる一戦とあって、醍醐味はスピード戦といえそうだ。
そんな中、注目したいのは、今年の九州地区選で初のG1制覇を果たした末永和也。先のボートレースクラシックでは初陣ながら水神祭を飾り、躍進ぶりを存分にアピール。今後も記念戦線が続くだけに、リズムアップを図りたいところ。当地は過去に1度しか走った経験がないのが少々不安材料ではあるが、近況の勢いのまま突っ走る可能性が高そうだ。
中村日向も末永同様に四国地区選で悲願のG1初Vを飾った。ボートレースクラシックでは初戦でFに散り、ほろ苦いSGデビュー戦となった。当地は3度のルーキー戦で全て予選突破を果たしているが、まだ優出歴はなく、今回は活躍に期待が集まる。
上田龍星、中亮太、安河内健、竹下大樹らのA1勢も調整次第ではシリーズを牽引する力量は十分。特に当地でデビュー初V飾った中は現在3連続優出中と抜群の相性を誇っている。記念での経験が豊富な上田も随所に見せ場を作るか。