6月第1節は、MBP津幡開設10周年記念と銘打つ6日間開催。記念常連組こそ不在ではあるが、実力伯仲したメンバー構成で覇権争いは激戦が予想される。
そんな中、注目したいのは当地連続Vを視野に入れての参戦となる和田兼輔。前回は伸び中心にトップ級に仕上げて主役を貫いており、今回も仕上がりから目が離せない。
和田と同支部の高野哲史、廣瀬将亨、安田政彦、松井賢治らの兵庫軍団も巧者が揃った印象。高野は前回は調整に苦戦を強いられ、準優突破ならなかっただけに、今回は6強入りへリベンジ戦。ベテラン安田も堅実な立ち回りで随所に見せ場を作る。
海野康志郎、江夏満、永井源、小林泰、石倉洋行、下寺秀和らもV戦線を盛り上げる存在になりそう。当地は記念で走る機会が多い海野だが、昨年の雷神杯で優出(5着)と水面相性はまずまずの印象。コース不問の重量駆けで突っ走る可能性も十分。江夏も水面相性はよく、当地初Vへ好気合だ。