4月第2節は、PG1第26回マスターズチャンピオン。昨年は若手のヤングダービーが開催されたが、今年は実力者が集結したベテラン勢の競演となる。
まず注目を集めるのは、地元からただ一人の参戦となる江口晃生。前回は一般戦ながら準完全Vを達成するなど好リズムを維持。エンジン出しやコース取りと妥協しない姿勢で取り組み、今回は内寄り主体の選手も多く、常に進入から目が離せないシリーズになりそう。14回大会以来2度目のVへ気合は十分か。
池田浩二、中辻崇人、今垣光太郎、守田俊介、吉川元浩、松井繁らのドリームメンバーからも目が離せない。選考勝率№1の池田、前回は江口同様に準完全Vを飾っており、水面相性は良好。コース不問の自在運びで白星量産を目論む。約3年ぶりの記念戦となる中辻にも注目。当地も22年5月以来と久々ではあるが、近況の勢いそのままに駆け抜けても不思議はない。前回は6強入りを逸した松井もアドバンテージを生かしたいところ。まだ今大会はV実績がなく、初戴冠へ調整にも力が入るところ。
大挙参戦となる85期勢も若さ溢れるスピード戦で見せ場を作る。