12月第2節は、第10回寿司の美喜仁杯と銘打つ5日間開催。今シリーズは混合戦ということもあり、女子選手の活躍にも期待が集まるところ。終盤にはグランプリも幕を開け、濃いナイターレースが楽しめる。
そんな中、V戦線を牽引しそうなのは、SGV9の実績を誇る今垣光太郎。A2級に甘んじてはいるが、現況は8点に迫る勝率を叩き出すなど好調をキープ。当地は19年のチャレンジカップ以来と久々の参戦となるが、不安はなさそうだ。スロー、ダッシュ問わぬ自在戦法で白星量産を目論む。同県後輩の下出卓矢、西橋奈未も勢いに乗ると怖い存在。下出は伸び中心の調整で持ち味を生かす。ヤングダービーでは中盤4連対で見せ場を作った西橋、男性顔負けの握りでV戦線を盛り上げる。
若林将、岡祐臣、東本勝利、佐々木翔斗らも調整次第では主役も十分狙える力量の持ち主。当地はV2歴のある若林、走る機会も多く、調整にも力が入るところ。
細川裕子、宇野弥生、今井裕梨、大瀧明日香らの女子勢も軽視は禁物。クイーンズクライマックスへ弾みつけたいところ。