10月第1節は、開設68周年記念・赤城雷神杯。全国各地から選手が集結し、白熱の水上バトルが展開される。
そんな中、期待を集めるのはエース毒島誠を筆頭とした地元勢。前回のお盆レースでは無念の途中帰郷となっており、今回へかける意気込みも人一倍だろう。今年は戸田クラシックで約3年ぶりのSG制覇を果たし、今回は2大会ぶりの地元周年を目指す。土屋智則、関浩哉、椎名豊、久田敏之らも地元の期待に応えるべく、雷神杯初制覇を目指す。関はヤングダービーでの経験を生かし、調整にも力が入るところ。6月のグランドチャンピオンでSGV2を果たした土屋も2日目のドリーム戦1号艇へ選出。持ち味を存分に発揮し、大会を盛り上げる。
馬場貴也、山口剛、瓜生正義、平本真之、西山貴浩、宮地元輝、篠崎元志、篠崎仁志らも虎視眈々。先の丸亀メモリアルでは渾身のまくり差しでVを飾ったのが馬場。当地は一般戦でのV実績はあるが、今回は当地記念初Vを目標に切れ味鋭いターンを炸裂させるか注目したい。前年覇者でもある山口もペースアップを視野に本領発揮も。瓜生も水面相性は抜群、巧みな運びで見せ場を作る。