11月第1節は、第4回寿司の美喜仁杯と銘打つ6日間のロングラン開催。なお、今節から伊久間陽優、山崎小葉音両選手がデビューする。初々しい新人の走りにも注目したい。期変わりとあって、心機一転でのスタートとなる選手が多い。
そんな中、V戦線を盛り上げるのは地元筆頭格の久田敏之。9月の雷神杯では準優で惨敗と悔しい思い。蒲郡のSGダービーでは1走で無念の途中帰郷となり、今回はうっ憤を晴らすべく大暴れに期待。エンジン出しには定評があり、持ち前の速攻力を存分に発揮して主役を目指す。
岩瀬裕亮、上平真二、一瀬明、堤昇、坂元浩仁、水摩敦、山本英志、小山勉らのA1勢も巧者揃い。最近は記念での活躍も目立つ岩瀬、当地は今回で6度目と走る機会は少ないが、これまで全て予選と水面相性はいい方。活躍ぶりを存分にアピールするか。2年前の雷神杯優出実績のある上平もハンドル捌きには定評。多彩な決め手を武器に冷静に立ち回る。水面実績では一瀬も負けてはいない。直近では3連続優出中と抜群の相性を誇っている。坂元、水摩のスピード戦も魅力は十分。時期的にも追い風水面が多く、波に強い選手も要注目したい。