11月第3節は、第23回日本財団会長杯・3支部ガチ対決シリーズと銘打つ5日間のミドル開催。3月に行われたのと同様に群馬、東京、三重支部によって覇権争いが繰り広げられる。
まずは地元群馬支部からは中里英夫、橋本久和、大澤普司、野村誠、上村純一、佐口達也のA級勢がV戦線を盛り上げる。1月からは久々のB級降格となる中里だが、近況は津→三国で連続優出するなどリズムは上々。地元水面でペースアップを目論む。橋本、野村は前々節走ったアドバンテージを生かしたいところ。先の常滑周年で3度目のG1制覇をやってのけた齊藤仁を筆頭とした東京支部も層が厚い。齊藤は当地56周年制覇でもあり、水面相性も良好。コース問わない自在運びでシリーズの主役を狙う。スタート力に定評のある山田哲也も魅力は十分。本領のスリット攻勢でピンラッシュも一考。
三重支部も巧者が多く勢いに乗ると怖い存在。昨年8月は15年ぶりの参戦となった坂口だが、現在連続優出中と強さを発揮。当地初Vを視野に縦横無尽に立ち回るか。雷神杯にも参戦した岡祐臣、南佑典や春園功太、荒川健太、吉川貴仁らも虎視眈々。調整にも力が入る。