12月第1節は、第53回サンケイスポーツ杯・男女W優勝戦と銘打つ6日間のロングラン開催。タイトル通り、男女各1名ずつの覇者をかけてのバトルが繰り広げられる。
まずは好メンバーが集結したのが女子。暮れの大一番でもあるクイーンズクライマックス出場組5名を中心に好レースが展開されそう。中でも期待を集めるのは地元松本晶恵。前回7月の女子戦では主役を貫いてのV。今回は地元連続Vを視野に初戦から気迫の走りに注目が集まりそうだ。遠藤エミ、小野生奈、堀之内紀代子、岩崎芳美、細川裕子らの遠征勢も強力布陣。遠藤は昨年の当地レディースチャレンジカップ覇者でもあり、松本同様に当地連続Vが目標。記念戦でも通用する小野の豪快運びも要注目。
男子勢の筆頭格は赤岩善生。当地は記念での参加が目立つが、11年前のモーターボート大賞を圧倒的な強さでV飾るなど相性は上々。整備、調整にも力が入る。角谷健吾、一瀬明、山崎郡、野添貴裕、中村尊、小山勉、後藤翔之らも水面巧者。一瀬は先月走ったばかりで調整も幾分有利か。地元の期待背負うのが金子拓矢。今年9度目の地元戦ということもあり、久々のVへ闘志を燃やす。