7月第1節は、第19回新東通信杯・BTS福島開場11周年記念と銘打つ6日間開催。マスターズ世代から勢いのある若手まで多彩な顔ぶれによるシリーズで覇権争いは激戦が予想される。
そんな中、注目したいのは地元の期待を背負う椎名豊。昨年はG2誕生祭を含むV8とV量産。3月のSGボートレースクラシックでは水神祭を含む2勝を挙げ、今年は更なる上のステージを目指す。約6年ぶりの地元Vを視野に入れ、シリーズを牽引するか。
前回は幻のV戦(1号艇)となってしまった笠原亮もリベンジへ絶好のチャンス。堂々の7点オーバーでのA1復帰を果たした。休み明けというのが少々不安材料ではあるが、記念戦線で培われたテクを存分に発揮するか必見だ。
中澤和志、谷野錬志、若林将、小山勉、芦澤望、渡邉雄朗らのA1勢も虎視眈々。当地はV4の実績を誇るのが中澤。2月の地区選でも予選突破と相性の良さを実証。調整力を駆使して巧者ぶりを発揮しよう。谷野、若林の96期コンビも水面相性は上々。調整次第では主役も狙える力量は十分。
柴田光、亀山雅幸、野村誠、藤生雄人らの地元勢も気迫の走りに期待。