3月第3節は、みどり市発足17周年記念市議会議長杯と銘打つ5日間開催。記念常連組こそ不在ではあるが、水面巧者が多く揃い、覇権争いは激戦が予想される。
そんな中、期待を背負いそうなのは一昨年の児島周年でG1覇者の仲間入りを果たした佐藤翼。当地はまだV実績こそないが、調整力には定評。地区選、雷神杯でも随所に見せ場を作っており、一般戦となればシリーズを牽引する存在。持ち前の速攻力を存分に発揮し、白星を量産するか注目。
前々節に走ったばかりの三角哲男もリベンジへ全力投球。前回は予選トップ進出→V戦ポールポジションながら惜敗と悔しい思いをしただけに、調整にも力が入るところ。
小林泰、芦澤望、君島秀三、岡田憲行らのA1勢もV戦線を盛り上げる。小林はデビュー初Vの思い出の地でもあり、今回は当地V2視野に持ち味を生かすか。
大澤普司を筆頭とした地元勢にも期待が集まる。直近の記念戦線では少々苦戦した感のある大澤は勝率アップを兼ねての地元戦。前回の群馬ダービーではエンジン出しに苦労したが、地元のアドバンテージを生かして、遠征勢をどう迎え撃つかに注目が集まりそうだ。