レース展望

　８月第１節は、恒例の第57回報知新聞社杯 お盆レース。少数ながら埼玉、東京支部を交え覇権争いは見応えがありそう。
　そんな中、Ｖ戦線を盛り上げるのは地元のＡ１勢だろう。今年は多摩川、大村でＧ１Ｖ２実績を誇るのがエース毒島誠。今シリーズはＦ休み明け２節目となるが、９月には開設67周年記念 GⅠ赤城雷神杯も控えており、調整にも力が入るところ。ピット離れから目が離せず、変幻自在な運びで主役を目指す。
　今年のＳＧボートレースクラシック覇者でもある土屋智則も毒島同様にＦ休み明けでの参戦。ＧＷ開催でのＦ後はややリズムを崩し気味でもあり、年末を見据え、地元戦でペースアップを狙う。
　久田敏之、椎名豊、関浩哉、金子拓矢、大澤風葵らも虎視眈々。住之江で手痛いＦ身となってしまった久田は気持ちを切り替えての参戦。前回のＧ２戦では無念の途中帰郷、今回はリベンジを兼ね、８年ぶりの大会Ｖを目指す。