2月第1節は、第19回競艇タイムス杯と銘打つ6日間開催。各地で繰り広げられた地区選も終盤を迎えている。東海、近畿勢を中心に巧者が揃い、覇権争いは激戦が予想される。
そんな中、V戦線を牽引しそうなのは3月に行われるSGボートレースクラシック出場を決めている新田雄史。昨年は児島のG2モーターボート大賞を含めV5と安定した活躍。当地は一昨年に連続Vを飾るなど水面相性も上々。記念戦線で培われた自在テクを駆使して縦横無尽に立ち回り、主役を目指す。
藤岡俊介、木下翔太の近畿A1コンビも水面相性なら負けてはいない。今年は早々に地元戦でVを飾っているのが藤岡。調整力を存分に生かして、コース不問の自在駆けで見せ場を作る。木下も当地はV2実績を誇り、調整にも力が入るところ。勢いに乗ると白星量産も十分可能なだけに、戦法にも注目が集まる。
伊藤将吉、前沢丈史、佐藤大介、前田聖文、中嶋健一郎らも比較的、走る機会が多い印象。スタート力にも定評ある伊藤、昨年の参戦時は少々調整に苦戦した印象だが、今回は当地V3を視野に入れ、スリットから持ち味を発揮するか必見。